ノースアジア大学総合研究センターは、経済・経営・法律・政治・国際・観光に関する諸問題を研究し、学術文化と地域社会の発展に貢献することを目的にしております。そして、その目的達成のために、研究、実態調査やその成果発表などのほか、研究会、講演会等を開催するとともに、大学に設置されている経済研究所、総合政策研究所の研究活動を支援しています。
また、本センターでは、年間を通じて公開講座を開講し、講演会、コンサート、映画上映会を行うほか、文学賞を設けて、エッセイや短編小説の募集・選考を行うなど、センター創設以来十数年にわたり、地域社会はもとより、全国の方々に学ぶ喜びを届けてまいりました。
このような本センターの活動においては、本学教職員に加え、様々な文化・芸術などの領域でご活躍されている著名な方々をお招きしております。映画・テレビドラマなどで広く知られ、脚本家、作家として多くの話題作を生み出している内館牧子氏、ノンフィクション作家で酒田市美術館長の石川好氏、全国大会の舞台に42回立ち、24回の金賞受賞経験を持つ日本を代表する吹奏楽指導者の佐藤正人氏、さらには、テレビでもおなじみの読売新聞特別編集委員の橋本五郎氏には、毎年ご講演をいただいております。今年度で17回目を迎える文学賞では、今ご紹介した内館氏、石川氏に加え、作家の塩野米松氏に選考委員をお願いしております。
さらに、長年にわたり東映株式会社様のご好意により全国に先駆けて行っていた映画特別上映会は、今年も東映株式会社様のご厚意により開催する予定です。
本センターの取組には、十代の生徒・学生から九十代の方まで、また地元秋田を中心に全国から参加・応募してくださる皆さんがいらっしゃいます。この取組は、大学という教育・研究機関を社会と密接に結びつけるためのもので、大学の社会貢献、開かれた大学に資するものと考えております。
今後とも、ご支援・ご協力いただきますようお願い申し上げます。